インドネシアの伝統食が岡山に
体にうれしい大豆発酵食品
宿場町・矢掛の町中にある一軒の家具屋。その店頭を見ると「テンペコロッケ」の幟があり、ここで矢掛の新たな名物「テンペコロッケ」を味わうことができます。
テンペとはインドネシア伝統の発酵食品で、煮た大豆をテンペ菌というハイビスカスやバナナの葉に生息する菌を混ぜて発酵させたものです。同じ大豆の発酵食品である納豆とは異なり、臭いや糸引きがなく大豆本来の淡い味わいと食感が楽しめます。
そのテンペを気軽に味わえるのがテンペコロッケで、ホクホクとした食感とテンペの粒々感を楽しむ事ができます。
一昔前、家具屋の奥さんがたまたま目にした大豆を見てひらめき、新たな町おこしの名物にしようと一念発起。試行錯誤を繰り返して誕生しました。
テンペには消化系の抗菌作用や血糖値・血中コレステロールの低減、動脈硬化の予防効果などがあり健康食品として注目を集めています。宿場町散策の合間にぜひ、味わってみませんか?
矢掛テンペ
やかげてんぺ