小豆島霊場第54番札所 宝生院

樹齢1,600年、シンパク（真柏）の巨樹

宝生院には国指定特別天然記念物「宝生院のシンパク」があります。樹齢1,600年、周囲約16.9メートル、樹高約20.9メートルの巨樹です。地上一メートルほどのところで三方に分かれて支幹を出し、樹勢も旺盛で壮観です。枝ぶりをよく見てみると「象」「亀」「龍」と仏教に関する動物がみえます。「宝生院のシンパク」は、古墳時代に第15代応神天皇が手植えされたものとして今に語り継がれています。

54番・宝生院本堂

高野山真言宗　皇踏山（おうとざん）吉祥寺宝生院（ほうしょういん）本尊地蔵大菩薩。小豆島霊場第51番、第52番を同じ境内に置く寺院です。毎年2月15日に、涅槃会の法要を営んでいます。開創は行基菩薩と言われており、本尊の地蔵大菩薩も行基作と伝わっています。地蔵大菩薩の法要は毎月24日に行なわれています。本堂は極楽浄土を現し、天井絵や天女の彫物も見ものです。

幸せを呼ぶ宝の石 / 宝守り

境内には不思議な音が響く「幸せを呼ぶ宝の石」があります。石をたたきお願いごとをしましょう。また、宝守り（家族は宝・仕事は宝・金運は宝・恋愛は宝）など各自諸所願成就、缶バッチ3種類や交通安全クリアファイルなどもあります。